育児に専念した貴重な時間
男性スタッフの育児休業

2021年8月から3か月間、松山油脂墨田本社の男性スタッフが、育児休業を取得しました。男性の育休取得は社会的に推奨されていますが、これまで松山油脂では積極的な周知をしておらず、希望者はいたものの取得には至りませんでした。今回が初めてのケースです。一体どんな経験をしたのか。何を感じたのか。何か変わったか。育休を取得した、品質保証部の金岡大樹に話を聞きました。

 

「とても貴重な時間を過ごしました。食事、お風呂、おむつ替え、寝かしつけ、泣いた時にはどうあやすかなど、自分のこととして考えて、動くことができるようになったからです。正直、こんなに手がかかるとは思っていなかったので、出産したばかりの妻をひとりにしなくてよかったと思いました。とはいえ、子どもに対しては、可愛いと思う気持ちや癒しが先にくるので、大変ではあってもつらいと思うことはありません」

同僚たちは金岡の変化を口にします。金岡自身も「復職してからは、会社でも子どもの話題でコミュニケーションをとることが増えました」と言います。「子育て中のスタッフからアドバイスをもらうこともあります。育児の大変さ、大切さを知ったからこそ、これまで以上に協力し合っていきたいと思っています」

松山油脂では、男性スタッフの育児休業取得に限らず、働きやすさと働きがいの両立を進めています。これからも、心身のすこやかさと日常の豊かさの実現を、後押ししていきたいと考えています。