松山油脂的举措

松山油脂では、Mマークシリーズ・リーフ&ボタニクスなど、自社基幹ブランドの製造販売に加え、スキンケアブランド「北麓草水」の運営、有用植物栽培、化粧品原料製造、「GREENBOWL」での飲食業、「山神果樹薬草園」での果樹農業と和柑橘精油・農産物の生産加工など、事業を多面的に展開しています。事業はすべて、心身のすこやかさと日常の豊かさ、「デイリーウエルネス」のためにあります。つくり手である私たちが起点となり、日々を充足させてよりよいモノづくりをし、つかい手であるお客様はもちろん、松山油脂にかかわる人々のデイリーウエルネスへつなげることが基本です。

なかでも現在重点的に取り組んでいるのが、山神果樹薬草園です。事業展開に際しては、徳島県佐那河内村と包括連携協定を締結しました。この事業には三つの意味があります。一つめは、柚子をはじめとする和柑橘精油を安定的に生産すること。二つめは、和柑橘を原料とした飲料や加工食品を製造し、直接販売すること。三つめは、和柑橘の新たな栽培方法と用途を開発し、付加価値を上げることで、徳島県内の里山を元気にすることです。山神果樹薬草園を象徴とするように、私たちは、守るべき伝統や気風は守りながら社会の要請に応え、生業を通して自然環境・社会環境の問題に取り組んでいきます。

具体的な取り組みをご紹介します。

  • 新型コロナウイルス感染対策
    ワクチン休暇・手当制度を設けました

    2021年5月現在、新型コロナウイルスの感染防止策として、日本でもようやくワクチンの接種が始まりました。医療従事者の皆さんへの先行接種の後、4月12日から高齢の方への接種が始まり、その後「高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で...

  • SDGsへの向き合い方
    松山油脂ができること、やるべきこと

    Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称であるSDGsは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す、17項目の国際目標です。SDGsに関する松山油脂の取り組みは、まだスタートラインに...

  • 働き方改革は2017年から
    自ら選ぶ3つの時間のバランス

    松山油脂の働き方改革の根源的な考え方は、「仕事・家庭・個」の「3つの時間のバランス」です。これは、働くスタッフのライフステージやライフスタイルの変化に応じて変容します。有限で貴重な財産である時間を、「仕事・家庭・個」にどのように振り分...

  • 一人ではできないことを
    助け合って達成する

    松山油脂のモノづくりは、一人では完遂できません。声をかけ合い、助け合うことをスタッフ全員が意識しています。それに連なる取り組みの一つとして、障がい者雇用も進めています。富士北麓ラボラトリーでの生産準備、製造補助、物流の出荷補助が主な業...

  • 廃プラスチックを減らす
    シュリンク包装の廃止

    Mマークシリーズの「アミノ酸せっけんシャンプー」は、本体に先駆けて詰替用を発売したという、少し変わった製品です。「お客様のお手元には、使用済みの容器が何かしらあるはず。それを使っていただければ、無駄が生まれずに済む」という考えから、ま...

  • 柚子精油で糸口をつかむ
    そして山神果樹薬草園へ

    松山油脂が目指していることのひとつに「化粧品として肌に有用な植物由来成分について研究し、植物の栽培と化粧品原料への展開を進める」があります。その一環として、柚子やすだちなどの和柑橘の有用性を明らかにすべく、2018年、産地である徳島県...